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設立3周年
上の写真は新社屋の受付・福祉部にしようと思っている空間です。
天井部分が一部透明になっています。
この後、植樹して木漏れ日が入るようにする予定です。
今はマンパワーが分散せぬよう訪問看護に専念していますが、いずれここに相談支援を設置したいと思っています。
今日は少しだけ私の経営感を綴らせてください。
我々が働いているこの医療・福祉というジャンルは人が資本です。
想いの部分だけでなく実際に他業界と比べても人件費率が高い業種になります。
だからこそ、会社は会社の理念にあった人を厳選する必要があります。
そして、雇用される側は共感できる理念を掲げる会社を選ぶことが大切です。
しかし、現実は慢性的な人手不足により企業側は選り好みできませんし、紹介会社を利用してはせっかく得た利益を薄め、人件費や福利厚生の拡充ができないという悪循環に陥ってます。
また、雇用される側つまり看護師にも問題はあります。(私自身も看護師資格を持っていますのであえて厳し目に書きます)
『看護師資格🟰転職フリーパス』
と捉えている方も多く、『気軽な就職』『気軽な退職』を繰り返す傾向にあります。
こういった悪循環を打破したいなと思い、会社をつくった経緯があります。
5月7日でようやく設立3年となります。
設立3年以内で、退職金制度を拡充したり、この西九条のような店舗をつくれたのは紹介会社を一度も利用しなかったことが大きい思います。
私たちの理念に人が集まってきてくれて大変嬉しいです。
私一人ではここまでのことを成すことはできなかったです。
直近の弊社の課題としては『教育体制』です。
この訪問看護という仕事は、資格をもっているからといってすぐに独り立ちできるものではありません。事業を継続していけばいくほど、それを痛感いたします。
冒頭でも述べたマンパワー分散を避けるというのは、主に『教育』的な側面の充実と質の担保を意味しています。
弊社は非常勤職員募集はしていますが、9割が現状は正社員です。
運営していく上で自然とそうなってしまいました。
今後は常勤非常勤に関係なく、統一された質の高い看護を提供できる仕組み作りに力をいれていきます。
まだまだ、書きたいことはありますが今日はここまで。
近々、新店舗の進捗状況(5月末完成なので最終になると思います)をUPいたします。
それではまた。
取締役 難波